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エボラと遺伝子 その1

「エボラ出血熱は致死性が高いが全ての人が死ぬわけではなく、エボラ熱の重症度には感染者の遺伝的特徴が関与している可能性がある」
ということを示唆する、マウス実験結果をまとめた研究論文が、アメリカの科学誌サイエンスに掲載されたそうです。

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ウイルスの感染実験の結果、

「死に至ったグループは、病気の重症化につながる血管炎症や細胞死を促進する遺伝子の活性が高かった。
回復して生き延びたグループは、血管の修復や感染と闘う白血球の生成に関与する遺伝子に高い活性を示す傾向があった。」

ということから、実験を行ったワシントン大ではこの研究結果を治療法やワクチンの候補に適用できることが期待できるとする一方、

今回の研究に参加していない英ウォーリック大学では、

「遺伝子と病気の進行結果の間の関連性については他のさまざまなウイルスで同様の観察結果が報告されており、エボラウイルスでの今回の結果も驚くには当たらない。」

「今回の研究で使用されたマウスとは異なり、人間は幅広く異系交配を行い、多種多様な遺伝子の組み合わせを持っている為、人間での遺伝子の影響の評価は難しい。」

としています。

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そもそも発病しなかったグループの遺伝子こそ、
気になるところですが・・
所詮「ないもの」は証明できないので仕方ありません。


医療分野では遺伝子レベルの解析、
というものが当たり前になってきましたね。

犯罪捜査、親子鑑定、などでも、
今やDNA鑑定がスタンダードでしょうか。

「DNA鑑定キット」なるポップな名前の商品も、
ネットで買える凄い時代です。

私など自分のDNAが知らない場所で解析されていく、
と想像するだけで、こそばゆーくなります・・

DNAこそは「究極の個人情報」ですし、
その人の「設計図」ですから、
出来るならばそっとしておきたい。

けれど、遺伝子レベルの治療薬というものは、
将来的にはスタンダードになるのかもしれませんね。
(遠い将来だとは思いますが。)

つづく

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